こんにちはembarassメカニック松本です。

ボルボV70のABSチェックランプの修理についてご紹介いたしますsmile

ボルボV70
平成11年式
走行距離 約12万km

数ヶ月前からABSのランプがついたり消えたりとのことでご入庫して頂きました。

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スキャンツールを繋げてみると、左フロントホイールセンサー消失とでてきました。

つまり、左のフロントのABSセンサーの信号が消失してるため、ABSのセンサーを交換する必要があります。laugh

しかし、今回のケースはセンサー交換だけでは、チェックランプが消えず、他にも原因がある事が判明致しましたdie

修理あるあるですね、、

そこで、センサーの元の部品になる、ABSコントロールユニットに何か原因があると断定し、色々な情報を元に診断していきます。

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これがABSコントロールユニットですね。
色々調べたところ、この年式の輸入車はよくABSコントロールユニットの中の基盤の電通不良が原因でチェックランプがつくことが多いそうです。

早速分解していきます!embarass
基盤を傷つけないよう慎重に作業します。

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こちらがその基盤となります。
あまり詳しくは書けませんが、ある部分が接触不良の原因となる場所がございました。suprise

(このABSコントロールユニット新品交換で、20万円以上します、、、)

そこさえなおせばしっかりと通電し、ABSチェックランプは消えると判断しました。

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基盤修理後は、水が入らないよう、しっかりと防水加工し再度組み付けていきます。
そして再始動と試運転で、チェックランプがつかないかどうか確認します。

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修理後、試運転も完了し、無事ABSチェックランプも消えました。embarass
まれに消えないケースもあるみたいですが、、、
今回は成功しました。

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スキャンツールからの故障コードも異常なしです。
以上、ボルボV70のABSコントロールユニットの基盤修理のご紹介でした。smile

同じような症状がございましたら、ぜひタモツ自動車までご相談よろしくお願いしますlaugh