ステムシール、カム交換、シム調整

最後にバルタイ調整です。
加工カムなのでロクなデータもなく。
これが一番大変です
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クランクプーリーを外し円分度器を取付
当時物のTOMSの円分度器です。
会社の大先輩の自宅から出てきました。笑

車上整備でやってるので勿論ラジエター、コンデンサー、フロント周りは外さなあきません

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ダイヤルゲージで見ていきます
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なかなか説明が難しいのですが、
IN EX共に エンジンが吸排気をし始めるタイミングをいつにするか決めていく ような作業です。

正直データ無しはかなりしんどい。というか終わらない。
加工カムなので全く一緒ではないですが亀有さんの所のデータを少し盗、。、参考にさせて貰いました

街乗り仕様なのでオーバーラップあまり大きすぎると下スカスカすぎてしんどいので(燃費悪いやろうし。。)
なるだけオーバーラップは小さめで行きたい所。

1mmリフト方式で測っていきます

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ちなみに純正の4穴のカムスプロケットのままバルタイ調整してます。
ので微調整ができずオーバーラップも小さいか大きいか どちらかに寄ったセッティングしかとれませんでした。

スライド式のカムスプロケットならどれだけ早いことか。、
せめてTRDの13穴とかでやった方が間違いなくいいです。
街乗り 少し峠くらいやし いいかー と。。やり直す機会があったら 変えよう。。
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測定、変更、測定、変更を繰り返す果てしない時間。

結局
トータルオーバーラップ16°
中心角 IN109° EX 111.5°
という288-272の割にはオーバーラップゲキ少な仕様に。
言い風に言うと低回転重視。。

オーバーラップ少ないのでアイドリング最高に安定。
ですが非高回転仕様なので8000rpm以上回すとブローしそうなので自制。
4穴だとこれが限界。
次の数値はオーバーラップ超特大になるので。。しょーがない。

次やり直す時があればカムスプロケット スライド式でやろうと心に決めたのでした。。。

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勿論ハイカム投入で1番手くらい大きいジェットになりましたが
いいセッティング出て調子いいです
吹き返しもほぼない。同調もばっちぐー

下記もご参照ください。
https://www.tamotsu-j.com/works/host_shop/host-1017.html

https://www.tamotsu-j.com/works/host_shop/host-1018.html