みなさまこんにちは。

今回は板金塗装機器の一部と調色作業の一部をご紹介させていただきます。

当社の使用塗料は「シッケンズ」という欧州メーカーのものです。

image

一般の方はご存じないかも知りませんが自動車には「カラーナンバー」という

ものがあり各自動車メーカー、各ボデーカラーによって違います。

そのカラーナンバーの塗料の配合データーに基づいて色を混ぜ合わせて

基準となる色を作ります。
image


そのあと塗り板に塗装して修理車両との色の誤差を比色していきます。

これを数回繰り返して修理車両の色に近づけていきます。

これが調色作業といいまして塗装作業者の一番の本丸の作業となります。
私も駆け出しのころは丸二日がかりで色合わせをした懐かしい記憶が
御座います・・・。
image

image


こちらはクリヤー塗料とハードナー(硬化剤)とシンナー類です。

ほとんどの自動車塗膜のトップコートはクリアー塗装になっており

メタリック・パール塗色など最後はクリヤー塗装での仕上げとなります。

そのクリアー塗膜の性能がその後の対候性などの品質に大きく関係してきます。

シッケンズのクリヤー塗膜は非常に硬く、対候性に優れております。
image



こちらは自動車補修塗装用スプレーガンです。

国産メーカーでは明治・岩田などのスプレーガン

外国メーカーではSATAのスプレーガンをメインに使用しております。
image



こちらは溶接機です。

左側の機器はミグ溶接機(半自動溶接機)、右側はスポット溶接機です。

元通りの強度・美観性を求めていくと積極的な設備投資が必要となります。
image



こちらは塗装ブースです。

このタイプの圧送式のブースを2基保有しております。

いろいろなタイプの塗装ブースがありますがどれも使い方で仕上がりに

かなりの影響が出ます。設備も大事ですが作業者の技術レベルが仕上がりに

一番大きな影響を与えます。(当たり前ですが・・・)
image



当社の取り組みの一つに「お客様のご要望を感じ取って的確な提案をする」
というのがあります。
臨機応変にお客様に満足を与えれるサービスを提供できるようにスタッフ
一同取り組んでおりますので何でもお気軽にご用命ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。