錆・色剝げ補修
投稿日時:2022年11月30日 20:55:08
いつも当社ブログをご覧いただきましてありがとうございます
当社お客様よりちょこちょこお問合せいただきます【色剥げ】
のお修理についてご紹介させていただきます。
今回の車両は【色剥げ】というよりは【錆・腐食】
という感じです。
ボンネット部分が色剥げでルーフ部分が腐食しております
通常、ルーフパネルを取替る作業になるのですが
車両年式が古く取替パーツが廃盤となっておりました・・・残念
なので補修するしかないのです
腐食部分を削っていきますと穴が開きました。
腐食部分は完全に除去しなければ又同じことを繰り返してしまうので
徹底的に除去します
『この錆び方はなぜ?』という疑問がずーっとあったのですが
ルーフの内張を捲ってみると原因がわかりました。
ルーフ補強のために入っているビーム部分のシーリング部分が錆びて
それが伝播していった感じですね・・・
こういう錆び方は初めて見ます。
ダメな部分をカットしていきます。
内側のビーム部分もアカンところはカットして代わりのお手製補強パネル
を取り付けます。
カットしたところは廃材の車のパネルを形を整えて移植します。
車のボデー用の接着剤を最大限利用して仕上げていきます。
その後パテ作業にて元通りの形に成型して仕上げていきます。
ちなみに作業者は「釣り名人前田君」です
塗装作業終了~
補修した形跡もなくピカピカです
ボンネットも色剥げが凄かったのですが、ダメージを受けている塗膜を
全て削り取って、防錆処理→サフェーサー塗布→研磨作業→上塗り塗装
の順番にて仕上げていきます
ヘッドライトも曇りが凄かったのですが
研磨→クリヤー塗装にてピカピカに
これでしばらくは安泰です。
ヘッドライトに使用されている「ポリカーボネート樹脂」は
軽くて強度があるので広く使われていますが
黄色く変色してくる傾向があります。
磨いて→コーティングとか研磨→クリヤー塗装
などの方法できれいにできますので当社スタッフにご相談ください。
お待ちしております。