続きです

デフを降ろしたらフタを開けます。
R200系はフタとサイドフランジとデフマウントボルトを搭載車両用のモノに変えたら基本全ての車種で使えます
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フタを開けてデフ玉(LSD)を取ります
デフと一緒に溜まってるのがファイナルギアです

左右でスペーサーの厚みが違ったり 順番があったりするので 必ず左右分けてバラす事。

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ファイナルとデフ玉を切り離し、折角なのでLSDもオーバーホールします(クラッチはそのまま)
大丈夫だとは思うが、砕けたギアの破片がLSD内にも入ってるかな と少し心配でやりましたが デフ玉には全然入らないもんなんですね。

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デフ玉は特に問題なく、組み上げて、新品のサイドベアリングを圧入して完了
サイドベアリングは一緒に入ってるアウターレースも必ずセットで組み上げる事。

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プレスでピニオンもケースから抜きます

大変ややこしい仕組みですが 
歯当たり調整側のシムが一枚(1番下ベアリングとピニオンの間)
プリロード調整のシム 1枚と1つ
(真ん中のデカい楕円形と薄いシム)
の合計3枚があり あとで計算で必要になるので必ずごっちゃにならないように。

ケース本体からピニオン車両前側のベアリングも抜きます

アウターレースもプレスで抜き取る シール類も。

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砕けた破片が内部で散乱し凄かったので
スチームかけて天日干しです
(ほっといたら錆びますので注意)

バラしは終わり。

ここからが大変です。
つづく。。

こちらも参照に
その1
https://www.tamotsu-j.com/works/host_shop/host-967.html