みなさまこんにちは。
今回は事故修理作業の一例をご紹介させていただきます。
日産ルークスで相手車両との接触による損傷で、運転席ドアから前方への
ダメージとなります。
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運転席ドア、その前方フロントフェンダー、ステップカバー、ステップパネル、

フロントバンパー、右フロントタイヤ・ホイール等交換が必要となります。
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鈑金で修理するか、交換するか微妙なラインですが車両保険を使用しての
修理につきまして今回は交換作業にしました。
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アウターパネル(外側のパネル)を切り取ります。

といってもここまで来る前には①部品の取外し②計測・修正③新品パネルの

切り取り部の計測などの作業が必要です。
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新品パーツに取り換えた絵です。

溶接機(スポット溶接機・ミグ溶接機)を用いて強度を保つように作業します。
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溶接の継ぎ目には段差が分からないようにパテ作業を行います。

その後防錆処理をしてサフェーサー(中塗り)を施し、強制乾燥後ペーパーにて

中研ぎをしてから最終上塗りへと進みます。
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上塗り後です。

元通りに何もなかったかのようにするのがこの仕事の魅力です。
ちなみにこの色は世間一般でいう「ホワイトパール」です。
業界的には「3コートパール」と呼ばれてまして、ホワイトのベースコートを塗り
次にパールベースを塗り、最後にクリアー塗装をするという工程になります。
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ドア周りのパーツを組み付けているところです。
このような流れで作業は進んでいきます。
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最後の完成写真がありませんが最終完成検査、塗装面の磨き、洗車を経て
お客様へ納車となります。


今回も当社ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。